ABOUT

こぎん刺しは津軽地方の農民の知恵から生まれ、当時貴重だった布の補強手段として衣類に施された幾何学模様の刺繍で、雪国の厳しい寒さに耐える耐久性と保温性を兼ね備えています。
紺地に施された白綿糸は、冬の夜空に舞い、そして積もる雪のようでもあり、また輝く星のようでもあります。春を思い、冬に備え、一針一針刺されたそれはとても美しく神秘的でもあり、津軽の女性たちの美意識の高さを感じます。

「こぎん刺し木曜会」は「こぎん刺し図案集165パターン」をはじめ多数の著作を持つ高木裕子が1987年に東京日本橋で創立いたしました。
津軽のこぎん刺しと東京日本橋。意外に感じられる方も少なくないでしょう。
 私ども木曜会では、古典を大切にしながら、新しい柄、多様な生地、カラフルな染め糸を使い、現代の暮らしに合う新しい作品づくりにも挑戦し、国内だけでなくヨーロッパ各地の日本文化祭などでも紹介され高い評価を得ております。

こちらではこぎん刺しをより親しみやすい、気軽に取り入れられる小物を中心にご紹介しております。


こぎん刺し教室を各地で開催しております。
教室のお問合せはこぎん刺し「木曜会」高木裕子オフィシャルサイトwww.koginsashi.jp
教室「木曜会」をご覧ください。